着衣水泳「浮いて、待つ。」

水泳学習の締めくくりとして、着衣水泳を実施しました。昨日は低学年と中学年が行いましたが、高学年の時間が近づくと雨が降り始め、中止となりました。一日遅れての高学年の着衣水泳です。もし水にはまって、おぼれそうになったとき、大切な命を守るためにできることは何だろうか。みんなで考えて確かめていく学習です。「水泳が好き」、「泳ぐのが得意」という子どもがたくさんいます。水は楽しいものですが、同時に恐ろしいものとして万が一に備えておくことは大切ですね。ご家庭でも少し話題にしていただけると幸いです。写真は高学年の活動の様子です。

まずは準備体操です。ジャンプをして服の重さも確かめました。
水に浮かんでみます。いつもと少し違う感じがします。
大きく息を吸い込んで、息を止めて浮かんでみます。
今度は上を向いて、力を抜いて浮かびます。溺れそうなとき慌てて体を動かしたり、大声を出すと力が入って沈んだり、体力を奪われたりします。今日の合言葉は「浮かんで、待つ」です。
自由に泳いでみました。いつもより体が重く感じます。
近くに浮かぶものがあれば、それにつかまることもいいですね。ペットボトルを使って浮かんでみました。
ペットボトルをしっかり持つと安心できるね。
「このまま、しばらく浮いていられそう。」
溺れている人がいたら、近くにある浮きそうなものを渡してあげよう。そして大人の人に助けを求めよう。決して泳いで助けようとはしてはいけません。