9月14日(木)に、稲刈りに行きました。5月に自分たちの手で植えた稲が4か月経って、稲穂が下に垂れるほど、大きく育ちました。
鎌の使い方、稲の刈り方を教わります。
稲刈りを手伝ったことはあるけれども、今や機械で全ての作業を終える時代。もちろん鎌をもって稲を刈ったこともないだろうし、稲を束ねて持つことも経験としては少ないと思います。
初め、稲を刈るにも鎌をぎこぎことのこぎりのようにひき、「なかなか切れない。」を連発していた子どもたちも、だんだんに慣れてきて、稲をスパッスパッと切っていけるようになりました。
子どもたちは、見事な鎌さばきで、どんどん稲を刈っていきます。「全部刈ってしまわなくてもいいよ。残ったら、機械で刈るからね。」とお声掛けもしてくださいましたが、黙々とみんなで働き、全ての稲を刈りとることができました。
お米一粒から300粒のお米ができ、お茶碗一杯分のお米は大体1000粒だそうで、すると3束分のお米がお茶碗一杯分にあたることも教えてくださいました。
見事に全部の稲を刈りとった後にはご褒美の凍ったゼリーをいただきました。労働の後の冷たいそして甘いゼリーの何とおいしかったことか…。
稲がチクチクもしました。
脱穀機で脱穀したお米も見せていただきました。機械の速さは、ものすごく仕事がはやかったです。
天見のお米はとてもおいしいと評判なんだそうです。お水がきれいなことも理由の一つかもしれません。農家をしておられる方々が、丹精込めて育てたお米。私たちが体験させていただいた時間はほんの一時間ちょっと。私たちが帰った後、毎年田んぼをお借りしている坂本家では夜暗くなるまで、脱穀機を回す音が響いていました。私たちが体験したことはほんの一部。そのほかの仕事をたくさんの方が請け負い、やってくださっていることも知ってほしいです。体験させてくださった感謝の気持ちも忘れてはいけません。
脱穀してお米を乾燥させて精米して初めてお米になります。今日刈った稲は、11月に収穫祭で、おにぎりにしていただく予定です。
楽しみです。体験させていただいたみなさま、ありがとうございました。