10月26日 6年生 劇団四季鑑賞会

毎年、6年生は、この時期にオリックス劇場で、劇団四季の劇を見に行きます。どの学校にも人気で、隔年でしか当たらなかった劇の鑑賞ですが、コロナ感染予防中は、オンラインで開かれていて、3年ぶりに劇場に足を運ぶことができました。

劇の内容は、「ジョン万次郎」のお話しでした。内容は次の通りです。

まだ鎖国をしていた日本の幕末の土佐の国で、幼いころから漁師で生計を立てていた中浜万次郎が、14歳の時に嵐にあい遭難。無人島で143日間過酷な生活をしていましたが、運よくアメリカの捕鯨船に助けてもらいました。一緒に漂流した4人は安全なハワイで降りましたが、万次郎は、船長と一緒にアメリカにわたりました。アメリカの学校で英語・数学・測量・航海術・造船技術などを学び優秀な成績を修めました。8年後、カリフォルニアの金鉱で得た資金で、ハワイの漂流仲間と一緒に琉球へ帰国。のちに薩摩藩で2年間の尋問を受けた後、土佐に帰ってきます。「漂巽記略全4冊」には、漂流から帰国までの米国での生活をまとめており、その記録は、幕末志士たちに大きな影響を与えました。後藤象二郎や、岩崎弥太郎が直接万次郎の指導を受けたと言われています。やがて咸臨丸に勝海舟や福沢諭吉などとともに乗り込み、通訳や技術指導員として働きました。再度渡ったアメリカでお世話になった船長とも再会できたと記録されています。帰国後71歳でその生涯を終えました。

河内長野市の南花台、美加の台、千代田小学校の人たちとも一緒になりました。そのほとんどの学校が天見と同じく電車でここまで来ていました。歌の場面ではよく盛り上がり、話の場面では食い入るように劇を見て、昼食場所であるウツボ公園に行きました。

とてもいい天気で、遊ぶにはベストコンディション。ご飯を頂いた後、みんなでかくれんぼや鬼ごっこなどをして楽しく遊びました。

バラ園ではバラの花がきれいに咲いていました。

ウツボ公園の隣にある大阪科学技術館にも行きました。いろんなことがテクノロジーゲームを通して遊びながら学習できます。

そこでも楽しそうにいろんなゲームに挑戦していました。

いつも思いますが、公園で遊んでいても、科学技術館で遊びながら学んでいても、劇を見ていても、いつもまっすぐと一所懸命に遊べる姿がとても印象的です。なんでも楽しめるということはとってもいいことのように思います。そこから吸収できるものが豊富にあるからです。そんな6年生をはじめとする天見小のみなさんの、とてもいいところの一つは、「なんでも一生懸命」なところだなと感じています。