児童のようす

河内長野市立天見小学校の学校の出来事や児童のとりくみをブログ形式で紹介していきます。
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音楽朝会

 9月27日に音楽朝会がありました。「ありがとうのはな」と「音楽のおくりもの」の2曲を全員で合唱しました。

 朝からでしたが、子どもたちの声が体育館によく響き、とても気持ちいい朝になりました。

 その後、2年生の合唱の発表がありました。「少年少女冒険隊」という元気いっぱいの歌です。私も一緒になって小さな声でみんなの裏の邪魔にならないように口ずさみました。2年生らしく元気よく歌ってくれました。

 音楽の発表はいつもとても素晴らしいです。全校朝会で、各学年がんばっていることを見せ合うことが大切だと思います。発表する側にすると発表することに「度胸をつける」大切さ、頑張った後の「自己肯定感を養われる」大切さ、見る側にすると「友だちのがんばりを感じられる」大切さ、自分たちもがんばろうという「元気をもらえる」大切さ、いろんな大切なものを見出せる場になると思います。

 この日もいい朝から始めることができました。みんなの歌声は宝物です。

富田林小学校と交流 天見編

 9月19日(火)、一学期にお世話になった富田林小学校の3年生のみなさんが、天見小学校に来てくれました。

 天見の良さを知ってもらうために八幡神社まで行きました。歩く道々には、田んぼに稲穂がなびいていました。そこで、樹齢400年にもなる大井町や、水が湧き出ている山水、湯釜などをオリエンテーリングで回り、富田林小学校の子どもたちを案内しました。しっかりと富田林小学校のみんなを案内できたようでした。

 交代で、八幡神社からもう少し上流に行き、川に降りれるところで水中にすむ生物を観察したりキャッチ&リリースしたりして楽しみました。

 お昼ご飯は、八幡さんで、お弁当をみんなで食べました。とてもおいしそうでした。

 天見小学校に戻ってから、今日の振り返りをし、その後は体育館でしっぽとりやドッジボールをして交流を深めました。

 天見小学校のみんなは、8班に分かれていたので、知っている人は一人か二人でしたが、一学期に一度会い、2回目ともなると、「元気だった?」という声が聞こえ、友だちとの再会を喜んでいました。天見小学校の子も富田林小学校の子も、やさしくていい子たちばかりだなと思いました。

 他校の子どもたちと触れ合うのはとてもいいことだと思いました。たくさんの友達と触れ合うことができました。これからも一年を通して、交流を深めていくそうです。いいお友だちでいてほしいなと思います。

 最後に、子どもたちのため、お手伝いをしてくださった保護者のみなさま、川に降りるため也八幡神社の草を刈ってくださった地域のみなさま、本当にありがとうございました。

道徳交換授業

 天見小学校では、担任6人が、違う学年とも一緒に授業し、学校全体をみんなで見守っています。

 この日は、道徳の交換授業でした。いつもの担任の先生以外の授業ですが、子どもたちも授業に入ってくださった先生のことを前の学年に受け持ってくださった先生だったり、たて割り活動だったりなどでよく知っているのか、落ち着いた感じでどこのクラスも授業が進み、意見もたくさん出ていました。そこが天見小学校のよいところです。

縦割り冬野菜

9月15日(金)、たてわり班で、冬野菜を植えました。9月6日の児童朝会で、たてわり班で何を植えるか話し合い、決まったものは、いろいろ。大根、ブロッコリー、白菜、キャベツ、サニーレタス、ホウレンソウなどなど・・・。

 私には、ブロッコリーもキャベツの苗も見分けがつかず・・・みなさん、わかりますか?これらの野菜の苗を見るだけでも勉強になります。

大根の種は、こんなに小さいです。

今日植えた苗も、夏の苗と同じようにしっかりお世話して大きくなりますように。

5年生 稲刈り

 9月14日(木)に、稲刈りに行きました。5月に自分たちの手で植えた稲が4か月経って、稲穂が下に垂れるほど、大きく育ちました。

鎌の使い方、稲の刈り方を教わります。

 稲刈りを手伝ったことはあるけれども、今や機械で全ての作業を終える時代。もちろん鎌をもって稲を刈ったこともないだろうし、稲を束ねて持つことも経験としては少ないと思います。 

 初め、稲を刈るにも鎌をぎこぎことのこぎりのようにひき、「なかなか切れない。」を連発していた子どもたちも、だんだんに慣れてきて、稲をスパッスパッと切っていけるようになりました。

 子どもたちは、見事な鎌さばきで、どんどん稲を刈っていきます。「全部刈ってしまわなくてもいいよ。残ったら、機械で刈るからね。」とお声掛けもしてくださいましたが、黙々とみんなで働き、全ての稲を刈りとることができました。

 お米一粒から300粒のお米ができ、お茶碗一杯分のお米は大体1000粒だそうで、すると3束分のお米がお茶碗一杯分にあたることも教えてくださいました。

 見事に全部の稲を刈りとった後にはご褒美の凍ったゼリーをいただきました。労働の後の冷たいそして甘いゼリーの何とおいしかったことか…。

 稲がチクチクもしました。

 脱穀機で脱穀したお米も見せていただきました。機械の速さは、ものすごく仕事がはやかったです。

 天見のお米はとてもおいしいと評判なんだそうです。お水がきれいなことも理由の一つかもしれません。農家をしておられる方々が、丹精込めて育てたお米。私たちが体験させていただいた時間はほんの一時間ちょっと。私たちが帰った後、毎年田んぼをお借りしている坂本家では夜暗くなるまで、脱穀機を回す音が響いていました。私たちが体験したことはほんの一部。そのほかの仕事をたくさんの方が請け負い、やってくださっていることも知ってほしいです。体験させてくださった感謝の気持ちも忘れてはいけません。

 脱穀してお米を乾燥させて精米して初めてお米になります。今日刈った稲は、11月に収穫祭で、おにぎりにしていただく予定です。

 楽しみです。体験させていただいたみなさま、ありがとうございました。

4・5年生 防災訓練に向けて

 9月13日(水)に4・5年生が防災について調べたことを発表してくれました。これは、防災訓練がもうすぐあるのですが、それに向けて防災について意識してもらおうという企画で、総合でいろいろ調べたことを発表してくれた企画です。

 子どもたちからの発表は、大人が防災について説明するよりも、より身近に感じることができ、子どもの主体性が感じられてとてもいい発表であったと思います。

 発表は、4・5年生合同のミニたて割りの班で発表してくれました。

 この班は、「学校にある防災倉庫の中には何が入っているか?」を、クイズで紹介してくれました。

 日頃、見たことのない防災倉庫の中身なんて、とても興味深いと思いませんか。運動場にある青い箱には、災害時の大切なものがいっぱい入っているということをみんなが勉強しました。

 この班は、災害時の食べ物について発表してくれました。乾パンなどのほかにもレトルト食品なども便利であること、水も長持ちするようなものが売っていることなども教えてくれました。

 この班では、「学校での避難経路は一つではなく、たくさんあるよ。」ということを教えてくれました。早くに外に出たほうがいいですが、万が一、川にかかっている橋が壊れていたら、どんなふうにして運動場まで逃げるかをシミュレーションしてくれました。

 この班では、「地震が起こった時に自分たちの命を守るには。」について話をしてくれました。先生や大人のいうことはしっかり聞くこと、建物の中で倒れそうなものには、固定して倒れないようにしておくこと、地震の際の身の守り方などについて話してくれました。

 子どもが伝えるから、よく伝わる・・・そういうところが本当にいいなと感じました。これからもどんどん子ども主体で動ける学校になっていってほしいです。4年生、5年生のみなさん、調べ学習、お疲れ様でした。とってもいい勉強になりました。

 9月中に防災訓練をします。でもいつやるかは、子どもたちには伝えていません。本当の地震もいつ起こるかわからないからです。いつ起こっても冷静に対処できるよう、みんなで助け合って全員が安全に避難できる方法を勉強しましょう。

3年生 富田林小学校と交流

 3年生は、この一年間、富田林小学校と交流授業をしています。
1学期には、富田林小学校の方にお邪魔して、河内長野についてポスターセッションで発表しました。反対に、富田林のこともたくさん教えてもらいました。今は、富田林と河内長野が、電車でつながっていますが、実は、昔から高野街道でつながっているということを学びました。

 富田林小学校は3年生は2クラスあり1クラスに30人強いる教室で昼食を一緒に食べたりもしました。日頃、10人ほどで過ごしているみなさんにとって30人もいる教室は、新鮮だったのではないかと思います。昼からは富田林の寺内町を共に散策し、天見小学校に戻ってきました。

 2学期、9月19日(火)に、今度は富田林小学校のみなさんが天見小学校に来てくれます。その前に、1学期の振り返りをしておこうと、リモートで天見小学校1クラスと富田林小学校の2クラスがそれぞれのクラスからリモートでつながりました。その時の様子を、お伝えします。

 みんなは、画面に向かってしっかりと、富田林で見せていただいた寺内町にある昔からの建物の工夫についてのことや発表の様子について振り返りを伝えていました。

 ホームページアップの関係で、富田林の小学校のみなさんの顔がわかる写真は載せられません。なので、発表している天見小学校の全員を紹介できませんでしたが、ホームページに写っていないみなさんも、しっかりと自分の意見を富田林小学校の3年生に伝えていました。写真にのらなかった人、ごめんなさいね。

フリー参観・夏休み作品展

 9月5日(火)にフリー参観がありました。同時に夏休みの作品展も開催しました。外部講師の先生による「正しいスマホの使い方」や栄養指導などがあったり、4年生ではふれあい参観も催されました。

 日常の授業での子どもたちのがんばりをたっぷり見ていただける時間にもなりました。

 夏休みの作品展も同時開催しました。どの作品も、この夏に作った思い出とともに、いい作品ばかりでした。

 夏休みの自由研究もがんばっていました。

 インスタントラーメンレシピも掲載されました。どれもインスタントラーメンにひと工夫があって、とてもインスタントラーメンには見えない逸品が並んでいました。

 2学期も、またたくさんのことを一緒に学んでいきましょう。

2学期 始業式

 楽しく充実した夏休みも終わり、学校に元気な子どもたちの笑顔が戻ってきました。事故や大きな怪我の報告もなく、みなさんが元気に夏休みを過ごしてくれたことを嬉しく思います。

始業式の時にこんな話をしました。

はきものをそろえると心もそろう
心がそろうとはきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに 心がみだれない
誰かがみだしておいたら
だまって揃えておいてあげよう
そうすれば きっと 世界中の人の心も そろうでしょう

 これは永平寺の道元の教えをもとに長野県の円福寺の住職、藤本幸邦さんが作られた詩です。幸邦さんは戦争で家族を亡くした子どもたちを引き取り、養護施設「愛育園」を作って子どもたちを育てた方です。その愛育園で大切にされている教えの一つに「はきものをそろえる」という教えがあったそうです。

 ある中学の陸上部の話です。そのクラブは、毎年記録が伸びない弱小チームだったそうですが、監督がクラブを強くするためにやったことは、走りこんだわけでもなく、ウエイトトレーニングをやったわけでもなく、この「はきものをそろえる」ことを徹底して教えられたそうです。すると、どんどん記録が伸びて、弱小チームだったクラブが日本一にまでなったという話があります。

 はきものをそろえたり、机の上を整頓していたり、ふでばこの中の鉛筆をちゃんと削っていたりすると、次への動作が楽に速くなりますね。その小さな時間の積み重ねが、時間に余裕を生んだり、心の余裕を導いたりするのではないかなと、思います。

 リスタートできる今だからこそ、今一度心を落ち着かせて2学期を頑張り、たくさんある行事で、自己有用感をいっぱい感じてください。

 さあ、2学期がスタートします。クラスのみんなと、学校のみんなと、一緒にいろんなことを体験し、学び、がんばりましょう。

和食・イタリアン・中華 総選挙

6年生の公民の授業で、選挙について学習します。

今回は、6年生が和食党・イタリアン党・中華党の党を立て、わが党(それぞれの食事について)のいいところを、あらゆる学年を回って、選挙活動をしました。そして、全学校あげて、選挙活動の話を聞いて、それぞれの党に投票しました。

この風景は、職員室にも、それぞれの党の良さについて選挙活動しに来た時の写真です。

選挙管理委員も大活躍。「それぞれの党の良さを分かっていただけましたか。みなさん、投票日にはちゃんと投票しに来てくださいね。」と訴えかけます。

さて次の日の開票日。

投票箱から投票用紙を開封して・・・

どの党も接戦です。白熱した雰囲気の中、開票が進んでいきました。

今回の選挙では、わずかな差で、和食党が一番票を集めたようでした。3年生が表とグラフにしたものを張り出してくれました。

選挙の仕組みについて、選挙に出る方の気持ちや、それを管理する選挙管理員のお仕事や、1年生から5年生まで、選挙してみる経験等、とてもいい勉強になったと思います。

18歳になって、選挙権がもらえたときも、どうぞみなさん、いろんな党のお話を聞いて選挙に行ってくださいね。

6年生のみなさん、お疲れ様でした。6年生はもちろんのこと、天見小学校全員のいい勉強になりました。