児童のようす

河内長野市立天見小学校の学校の出来事や児童のとりくみをブログ形式で紹介していきます。
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1,2年生 川遊び

7月6日は、待望の川遊びをしました。6月の初めに予定していましたが、天候に恵まれず延期が重なったため、1カ月後の開催となりました。前日の雨で川の様子が気になるところでしたが、増水もほとんどなかったので、安全に行うことができました。

川遊びでの説明や注意をして頂いて、グループ分けをします。4つのグループに分かれて、それぞれに大人が付き添いスタートしました。

取り方を教えてもらい、気を付けながらスタートです。

みんな楽しそうに、生き物を採集していました。水温も低くないので、気持ちよく川遊びができました。

水生昆虫のことについていろいろ教えてもらいました。名前と特徴や生態を教えてもらい、仲間分けなどをしました。楽しみながらしっかり学習することができて、とてもいい取り組みとなりました。

音楽朝会

6月21日と来週の28日に、音楽朝会を開きます。「空が空であること」「野に咲く花のように」の2曲を全校で歌いました。体育館の天井がぐんと上にあがるようないい声を響かせての歌声がとても美しかったです。歌って、子どもたちの心をバージョンアップできますね。来週は、3年生徒5年生が学年で歌を披露してくれるそうです。楽しみです。

ちょっと待った!この日は、音楽だけじゃなく、体育委員の発表がありました。寸劇にして伝えてくれたので、わかりやすかったのでそのこともお知らせしておきます。予鈴がなってもボールで遊んでいたら、ボールを没収されていたそうですが、一回目はイエローカードが渡される仕組みに変わったことの報告でした。天見の子どもたちは、予鈴が聞こえると、さっと遊びを辞めて校舎に戻ってきます。気持ちの切り替えが上手です。

オーストラリアと交流

6月15日に、オーストラリアで日本語を習っている小学生と交流しました。2年生は自分の名前と、自分の好きなものは〇〇です。と、話していました。通じると嬉しそうでした。オーストラリアの子どもたちは日本語で、天見小学校の子は英語で、ア入れに伝えていました。最後はじゃんけん大会、「勝ったよ。負けちゃったよ。」と大はしゃぎでした。

同じように6年生も交流しました。今度行く奈良でのインタビューに備えて自分たちの練習している英語を相手のオーストラリアの小学生に聞いていました。

相手が2年生だったので、じゃんけんは、自分たちが負けて、相手を喜ばせてあげようという気遣いの雰囲気が素晴らしく、・・・でもどういうわけだか、天見小学校の方が勝ってしまうので、「どうして勝っちゃうんだろう。」「勝たせてあげて喜んでもらいたいのに。」という気持ちが素敵でした。

6年生 奈良公園に校外学習

6月20日、梅雨の合間のよく晴れたこの日、6年生は奈良公園に校外学習に行きました。天見小のいい伝統だなと思ったのは、行く前に、どのクラスの子も、廊下の窓から、「行ってらっしゃーい。」と、見送ってくれるところです。

さあ、奈良まで、電車乗り継ぎ、行ってきまーす。

始めに、訪れたのは県庁の屋上です。そこから、東には東大寺、中鬼は興福寺、西には西大寺が見えました。古都奈良の景色を堪能できました。

しかもお出迎えしてくれ、「奈良に来た」という感じでした。さあ、ここから、一生懸命に練習した「外国の方にインタビュー」したい英語の披露タイムです。どれだけ通じるのか、どれだけコミュニケーションがとれるのか、楽しみです。

なかなか、外国の方に話しかけるのは勇気がいるものです。始めは、鹿に話しかけていました。でも何人かのグループになっていくと、なんだか、ちょっと勇気も出てきました。インタビューをお願いすると、快く、みなさん答えてくださり、本当にありがとうございます。

いろんな国の方が来られていました。メキシコ、USA,カナダ、スゥエーデン・・・子どもたちのコミュニケーションはばっちり!笑顔でたくさんの国の方とお話しすることができました。グループで、話しかけていたのに、最後には一人でも話しかけられるまで、度胸がついていました。

さあ、お弁当の時間です。お家の方が朝早くから作ってくださったお弁当、どの子もおいしそうに食べていました。時々鹿が、お弁当の中身を狙ってのっそりと近寄ってきていましたが、奥田先生が上手に優しく追い払ってくださいました。

自分たちの食事の後には、周りの鹿にもおすそ分け。鹿せんべいをあげました。手からあげるのが全然怖くない人も、手からあげるのはちょっと怖い人も、鹿と仲良しになっていました。

南大門を通り、東大寺の大仏を見に行きます。

運慶・快慶の彫った仁王像はいつ見ても圧巻!大仏も圧巻!奥田先生も圧巻!

大仏の鼻の穴も通りました。

正倉院にはたくさんのその当時の宝物が今も保存されています。校倉つくり、高床倉庫、昔の人は、クーラーなどなくても、湿気を防ぎ、ネズミから宝物を守り、知恵を使って立派な建物を建てるものだなと、本当に感心してしまいます。

良い天気に恵まれ、一日、とてもいい思い出ができました。

プール掃除

6月9日(金)、4・5・6年生と職員でプール掃除をしました。枯葉が多く、プールの床も側面もなかなかの汚れっぷり。それをプールの中は6年生が、外のプールサイドは5年生が、更衣室やトイレ掃除は4年生が一生懸命に掃除してくれました。

 本当に一生懸命頑張ってくれたので、先生方からも「頑張ってくれてありがとう。」の言葉がたくさん出ましたし、何よりうれしかったのは、プール清掃を終えたころ、放課後学習会に残っていた1・2・3年生の子たちが、「プール、めっちゃきれいになってる。」「先生、きれいにしてくれてありがとう。」「お兄ちゃん・お姉ちゃんたち、きれいにしてくれてありがとう。」とたくさんの子たちが大きな声で「ありがとう。」を伝えてくれたことでした。

 次の週、下の学年の子どもたちから4・5・6年生に「ありがとう」のお手紙も、書いて渡してくれていました。一生懸命頑張って、きれいになったプールを見ても気持ちがいいですが、さらに、みんなから「ありがとう」を言ってもらえると、一生懸命頑張ったことが全てプラスとなります。とてもいい関係だなと思いました。

 自己肯定感が上がっていくプロセスを、子どもたち自らの行動で感じさせてもらったなと感動しております。さすが、天見小学校の子どもたちです。

人権講話「知って、わかって、 つながろう」

 6月8日に、元川上小学校の校長先生,奥田恭子先生をお招きして、「知って わかって つながろう」というお話をしていただきました。

 今、こうしてみんながここまで大きくなったことは、「当たり前」のことではなく、「おぎゃー」と泣けば、お家の人が「お腹が減ったの?」とミルクをくれ、「おぎゃー」と泣けば、お家の人が「おしっこしたの?」ときれいに拭いてくれたから、ここまで大きくなったんだよ。大きくなったのは「当たり前」のことではなくて誰かが育ててくれたことについて話してくださいました。

 みんなの好きなもの、嫌いなものは何ですか?また、得意なこと、苦手なことは何ですか?・・・高学年は近くに座っている友だちとペアになって教え合いました。低学年はあっちこっち動いていって、違う学年の子ともグループになって話し合いました。

 友だちの得意なことや苦手なことを言い合う中で、「〇〇ちゃんは、走るのが好きって思っていたけれど、実は嫌いっていうことを初めて知りました。」という声も聞こえてきました。とてもいい発見です。

 苦手ななことがあるのって、悪いこと?

 全然悪いことではないよね。みんな、得意なことも苦手なことも違っていていいやん。そこでこんなスライドを・・・

 いろんな子がいるよね。いろんな子がいていいんだよ。そしてみんなは、いろんなお友だちがいること知ってるよね。

 でもね。ちょっと考えてみて。・・・知ってるけど、なぜその子がそうしているのか、わかっていますか。わかろうとしていますか。「知っているだけ」で何もしないのと、「なんで?」「どうしてあげたらいいのかな?」って考えてあげるのとは大違いだよね。

 いろんな子がいていいんだよ。それを分かり合えると、もっといいよね。できないことを「どうしてできないんだ。」って責めるより、ちょっと助けてあげることだってできるよ。次の絵を見て考えてみてね。

野球観戦している三人の兄弟姉妹・・・でもこのままじゃ、見えていない子がいるね。だからみんなに箱をあげよう。

 みんな同じ数だけ箱をあげたよ。・・・これでいいかな?・・・数は平等に配られたけれど・・・でも、まだ見えない子がいるね。

 ではこれではどう?・・・みんなが見えて三人とも楽しそうだね。

 そこで考えてみて。小さい女の子が二つも箱をもらったのはずるいこと?全然ずるくないよね。この絵のように、いろんな助け方があっていいと思うんだ。

 次の絵を見てね。見方によっていろんな絵が見えてくるよ。

 木がわかる子もいた。ゴリラが見える子もいた。メスのライオンが見える子もいた。魚が見える子もいる。・・・では次の絵は?

 うさぎにもアヒルにも見えるよね。

 いろんな見方があっていいんだよ。一人ひとり顔が違っているように、一人にひとつずつ自分だけのやり方がある。君には君のすばらしさがある。みんな違ってみんないい。

 最後に

 大人になっても大切にしてほしいことが4つあるよ。下の4つは、今も、大人になってもいつでもできてほしいんだ。

 まず大切なのは、あいさつ・・・あいさつから生まれるつながりがある。

 次には、何か悪いことををしたら「ごめんね。」とあやまれること、

 そして何かしてもらったら、「ありがとう」を伝えられる子になってほしいな。

 最後に、何か困ったことがあったら、だれにでも「助けて」とヘルプを出していいんだよ。

 この4つを大切にできる子になってね。

 この話を聞いた子供の感想を一つ、紹介します。

 「いろいろ違う人がいるから面白いんだ。世界でダメな子は、一人もいないんだ。いつもどこかに言っている子も、ちょっとしたことでびっくりする子もダメな子じゃない。みんな人それぞれでいいんだと思いました。」

 これからも、いろんな場面で、子どもたちの個性を大切に、友だちを大切にできる子を育てられるように天見小学校あげてがんばっていきます。お家でも、ぜひ、子どもたちの自尊感情をあげてあげられるような声かけをよろしくお願いします。

4年生浄水場見学

6月1日、4年生は社会見学で日野浄水場に行きました。河内長野市と近隣の富田林市等にきれいな水を送ってくれる、重要な施設の一つです。

電車での移動はお手のもの。とてもスムーズに乗車し、マナーもしっかり守られていました。三日市町駅からはバスでの移動、降りてから少し歩けば目的地である日野浄水場です。

最後の坂道は、なかなか大変でしたが、予定通りの時刻に到着しました。施設の方のお話を聞き、見学に出発しました。

まずは館内から。日野浄水場の中心となる制御室です。この後は屋外に移動します。

一番大きい送水管で集合写真。

においをとるための粉末活性炭。

長く作られた水路を通って、徐々にきれいになっていきます。

目に見えないほどのゴミを薬品で吸着させて沈殿させていくと、透き通った水になっていきました。(まだまだ飲めませんが・・・)

ここからは館内に戻って、水をきれいにする仕組みについて教えてもらいます。

濁った川の水が、透明な水に変わったのを見て驚きました。みんな飲みたそうにしていましたが、もちろん実験用なので飲めません。しっかり学び、社会見学は終了しました。

実験をみせていただいた部屋の窓が開いているのを見て、子どもたちが大きな声で「バイバイ」と言うと、窓から顔を出して快く手を振り返してくれました。

帰りの電車に乗る時に子どもたちの様子を見ていると、降りてくるお客さんを見てサッと横に寄り、それがとても当たり前のように行動できていました。子どもたちのマナーの良さに改めて感心した一コマでした。

臨海通信 最終号

いろんな体験をした臨海学校も、あとわずか。最後の食事はカツ丼。

疲れてきたのか、食べるペースも遅くなっているようです。あとは退所式。

すべての活動が終わって…

と思いきや。

最後まで楽しんでいた5年生でした。本当に天候に左右された2日間でしたが、すべての活動ができたこともあり、思い出に残る臨海学校になったのではないでしょうか。たくましくなって5年生、明日からまたがんばってください。お疲れ様でした。

臨海通信№5

海の体験活動のラストはカヌー。ぐずついた天候のままスタートしました。

説明してもらい、活動開始。

あっという間に遠くまで…。

帰ってくる頃には少し雨脚が強くなりましたが、なんとか体験が終了。みんな、すごく上手にこいでいましたよ。