文部科学省は、高度情報通信ネットワーク社会が進展していく中で、子どもたちが、コンピュータやインターネットを活用し、情報社会に主体的に対応できる「情報活用能力」を育成することを重要な課題の一つと考えています。そこで、このような情報活用能力の充実を図るために、新しい教育課程において、小・中・高と各学校段階を通じて、各教科等や「総合的な学習の時間」においてコンピュータやインターネットの積極的な活用を図るようにと指導しています。さらに、中・高等学校においては、情報に関する教科・内容を必修としました。また、各教科等の授業の中で、子どもたちがコンピュータやインターネットで調べたり、交流したりすることによって、「わかる授業」や「魅力ある授業」を積極的に推進することを期待しています。
 しかし、残念なことに現場の小・中学校においては、なかなかその要請に応えられない困難な事情が多くあります。コンピュータ等に対する教員研修や情報通信機器が不足しているからです。そこで、河内長野市では、情報通信機器等の共有化と活用支援のための活動施設としてメディアセンターを立ち上げました。


    主な支援活動内容

学校に導入されている学習ソフトの活用支援
授業のための教材ソフトの制作
交流学習のための電子掲示板等の活用支援
テレビ会議による交流授業のシステム支援
地域へのコンピュータ研修