大阪府立産業技術総合研究所
     とのテレビ電話による遠隔授業

 平成11年12月20日(月)のお昼12時からテレビ電話を活用した遠隔授業を行いました。参加学年は6年生全員です。遠隔授業をしていただいたのは、大阪府立産業技術総合研究所の3人の先生です。大阪府立産業技術総合研究所では、産業界から持ち込まれた新製品の安全性や耐久性などの調査を行っています。電磁波の測定や温度や衝撃などによる製品の変化を、科学的に調べています。 授業の前に、大阪府産業技術総合研究所を紹介したビデオをお借りし、それを見させていただきました。児童がそのビデオを見て、感じたことや質問をEメールで送りました。
質問の主な内容は
・研究所の中はどのようになっていますか。
・研究所の中では何人の人が働いていますか。
・電磁波をあびるとどうなるのですか。
・携帯電話は、どれぐらいの電磁波が出るんですか。
・携帯電話を持っている人の近くにいると、体に悪いですか。
・パソコン、携帯電話、テレビの中で一番電磁波が多いのは何ですか。
・人工気候をするのにお金は、いくらかかりますか。
・人工気候で気温はどれぐらい上げられますか。
・2000年問題とはどんなことですか。
このような質問に対し、3人の先生が交代で答えていただきました。難しい内容にもかかわらず、6年生の子どもに良く分かるように、ていねいに説明をしていただきました。今まで、このような遠隔授業を経験したことのない児童達は、とても興味深く各先生の話を聞いていました。指導担当していただいた各専門の先生は、電子計測のグループの先生・光応用計測グループの先生・材料計測のグループの先生でした。やはり、専門家の話は、具体的な事例をもとに、とても説得力のある内容でした。それぞれの分野について、まったくの素人である学校の教師が、語れるようなものではありません。教師にとっても、大変勉強になる話でした。
大阪府立産業技術総合研究所の先生方に深く感謝しています。
大変ありがとうございました。
ちなみに、ご指導いただいた先生の一人は本校のPTAパソコン協力委員を3年間、していただいております。