ベトナムからのドクさん遠隔授業

 平成21年11月25日(木)午後1時30分からベトナムのホーチミン市におられる「ベトちゃんドクちゃん」の弟、ドクさんと繋いだ遠隔授業が美加の台中学校で行われました。この授業には1年生2クラスの約70名が参加しました。授業では分離手術を受けた後、ドクさんは歩けるようになったが兄のベトさんは歩けず、その後亡くなったことがとても悲しかったとのお話がありました。またドクさんは結婚されて、最近生まれたばかりの双子の写真を見せていただきました。「とても元気がいい」と うれしそうに語っておられました。通訳にはJICAに勤務されているフンさんにお願いしました。フンさんはハノイのJICA事務所から通訳をしていただきました。ハノイ・ホーチミン・大阪の3地点での遠隔授業でした。「枯れ葉剤を散布した米国に言いたいことは」との質問に答えドクさんは「米国だけでなく、全世界に言いたいことは戦争をやめてほしいということだ」と話されていました。今後も日本の子どもたちのために、このような遠隔授業を継続していただくことをお願いして授業は終了しました。ドクさんフンさん本当にありがとうございました。