平成28年2月18日(木)午前9時30分に英国中学校の校長先生を中心とする先生方約20名が美加の台中学校を訪問されました。今回、来訪されたのは国際交流基金ロンドン日本文化センターが主催するプログラムに参加された先生方です。国際交流基金とは、1972年に外務省所管の特殊法人として設立され、2003年10月1日に独立行政法人になった公的な組織です。文化芸術交流、海外における日本語教育および日本研究・知的交流の3つを主要活動分野とされています。
今回この活動の中で、特に海外における日本語教育振興を目的として、教育視察の訪問先に河内長野市を選ばれたとのことです。関東では東京学芸大学附属中学校を訪問されました。美加の台中学校では、オーストラリアとの語学協働学習を見学されました。英国の先生方は、流暢な日本語で話すセントフィリップ校の8年生(日本の中学2年生)に驚かれていました。交流授業終了後、まずオーストラリアの子ども達に英国の代表の方が挨拶と感想をテレビ会議で伝えていただきました。オーストラリアの生徒達も喜んでいました。その後、日豪語学協働学習に参加した美加の台中学校の3年生とグループで会話され、感想を聞かれていました。日豪の生徒たちにとって、とても有意義な交流になりました。
美加の台中学校の訪問を終えた英国の先生方は、同日午前11時30分、隣接する美加の台小学校を来訪されました。玄関では1年生が英国の国旗を持ち、3年生は花のアーチで歓迎しました。英国の先生方は、とても喜ばれていました。その笑顔のまま美加の台小学校の山本校長先生や西川教頭先生と一緒に記念撮影を行いました。日英のとても楽しい記念の写真になりました。ランチパティでは2年生の子ども達が歓迎の気持ちをこめて歌ってくれました。
美加の台小学校でのお迎え会のあと、メディアセンターで河内長野市の取組みを紹介しました。最初に教育委員会を代表して宮本先生から英語で挨拶と本市の取組み紹介が行われました。そのあと実際にテレビ会議システムを利用し、オーストラリアの学校の生徒との会話を楽しんでいただきました。そのうえで、日豪語学協働学習や音楽交流授業、隔電池教室の取組みなどについて梅田より紹介しました。さらに学校支援地域本部の取組みを「ゆめ☆まなびNET」の代表である大谷様よりご紹介いただきました。
説明会終了後、ゆめ☆まなびNETの皆さんのご支援ご協力により、メディセンター階下にある美加の台コミュニティルーム「さくら」において、ランチパーティー懇親会が行われました。数日前より種々ご準備いただき、当日はバイキング方式で、お好きな食べ物を自由に取っていただくようにしました。とても好評でした。ランチパーティーの中ほどでは、美加の台小学校の2年生が、「歓迎の歌」を披露してくれました。英国の先生方は、とても喜ばれていました。その後、「餅つき大会」が行われました。地域のボランティアのご支援のもと、美加の台中学の岡本校長先生の「餅つき指導」をうけ、英国の先生方は全員とても楽しい体験をされました。その後、つきたてのお餅を日英の先生方でちぎり、一緒に美味しく頂きました。地域ボランティアの方々の連携ご支援のもと、本当に楽しい有意義な日英教育交流会になりました。尚、このプログラムには市内他校の校長先生や先生方、教育総務の方にもご参加ご支援いただきしました。関係していただいた皆様方に心からお礼申し上げます。本当に有難うございました。