ベラルーシとの「情報モラル」国際交流授業 |
平成28年5月16日(月)の朝、ベラルーシの交流校の先生から急な依頼メールがとどきました。内容を見ると「インターネットの功罪」について協働学習をしたいとの事です。日本でもインターネットやスマホの利用について、いろいろトラブルが発生しています。その対応に学校も家庭も悩んでいます。今やこの問題は、世界中の先生方や保護者の方々の共通の課題になっているようです。
その意味で、国際的に学校間での情報交換を行い、より良い対応策を模索したいとの提案です。共感できました。ただ実施日は5月18日(木)とのこと。さすがに準備のための時間がなく、お断りしようかと思いました。ただこのような急なプログラム提案は、日本人にとっては考えられないことであっても、世界の学校間ではよくあることです。逆に、日本の学校のように全てにわたって計画的に物事を運び、年度当初の予定にないものは取組まない。そのような堅苦しさも子どもにとっては、不幸なことかもしれません。
いずれにしても、できたらお願いしますとの依頼です。こちらもできたら取組みます。との軽い気持ちで対応しました。とは言うものの実施時間は、ベラルーシの正午で日本の午後6時からです。当然、生徒達は学校にはいない時間です。仕方なく先生だけの参加になるがそれでもいいですか。との質問にすぐにOKのメールが来ました。そこで千代田中学の英語科の先生にご支援を依頼しました。勤務ご多用の中にもかかわらず、また勤務時間外の急なプログラムに二つ返事で快く受けていただきました。本当に感謝です。またオーストラリアの交流校の先生にも依頼しました。これまた勤務時間外の遅い時間にもかかわらず快諾いただきました。またカナダ人の先生にもご参加いただきました。
プログラムは約30分間程度でしたが、それぞれの国の状況を語り、とても有意義な情報交換ができました。今後もこのようなプログラムを継続発展させ、インターネットの健全な活用を通し、平和と共存の世界を追求したいと考えています。ご参加いただいた先生方本当にありがとうございました。