西中学校での芸術家を招いた音楽授業とインドネシアの大学との音楽交流授業

平成28年926()河内長野市立西中学校において、芸術家サキタ・ハヂメ氏を招いて音楽の授業が行われました。この授業は、文部科学省からの助成事業「児童生徒のコミュニケーション能力の育成に資する芸術表現体験(芸術家派遣)」の支援を受けて行われました。来校されたのは、河内長野市の音楽家、サキタ・ハヂメさんです。プロの音楽家を招くには、なかなか学校予算では困難です。そのため、西中学校では、この文科省の企画に応募され、見事、助成支援を獲得されました。校務ご多用の中、生徒たちのために努力されている学校の姿勢に頭が下がります。

また、この授業の中でインドネシアの大学(ビナ・ヌサンタラ大学)との音楽交流も行われました。メディアセンターとしては、西中学校からの依頼を受けて、テレビ会議を利用したインドネシアのビナ・ヌサンタラ大学との音楽交流の一場面において支援させていただきました。授業ではサキタさんのお友達の松阪健さんも一緒に「のこぎり」の他、何種類かの楽器を演奏していただきました。楽器の中には、サキタさんが河内長野市の材木などを活かして製作された、ユニークな楽器もありました。 

その楽器でインドネシアの大学生にもテレビ会議を通し、音楽演奏を届けました。インドネシアからも木で作られた民族楽器を使い、楽しい音楽を聴かせていただきました。とても楽しい素晴らしい音楽の授業になりました。このような授業を創造する為に、西中学校の校長先生をはじめ、多くの先生方が時間を割いて努力されたことに対し、心から敬意を表します。今後とも児童生徒のために価値の高い授業を創造されることを期待しています。そのために、メディアセンターが少しでもお役に立てることが出来れば、とても幸甚です。